年齢で変わる?目元ケアの方法と目元化粧品の選び方
20代の目元ケアの方法と目元化粧品の上手な選び方
目元は皮膚が薄く、乾燥などのトラブルが起こりやすい場所なのでできるだけ早い段階からしっかりケアを行っておくことが大事です。
20代はまだまだ肌にハリと潤いがあるのでそれほど神経質なケアは必要ないと考えている方も多いと思いますが、この年代のうちに適切なケアを行っておくかどうかで30代以降の目元の状況に大きな差が出てきます。
20代はまだ目元専用製品の必要性は低いが、トラブル予防のためのケアは必要
20代の目元ケアのポイントは乾燥と血行不良の対策です。
この2つは年齢に関係なく生じることが多く、その影響が進行・蓄積していくことで30代以降になって一気にトラブルが続出するケースも見られます。
また目元ケアをしっかり行っていないと早い場合には20代後半くらいから目のくすみやクマ、たるみなどが見られるようになって老けた印象をもたれるようになってしまうのも厄介な点です。
20代なら目元専用の美容液やアイクリームを使用する必要はまだないかもしれませんが、保湿効果に優れたアイテムを意識して使用していきましょう。
とくにクリーム選びが重要で、水分はもちろん、化粧水や美容液で補った有効成分が蒸発して失われないようクリームでしっかりフタをします。
若い頃はまだ潤いがあるので油分が多いクリームは必要ないと考えがちですが目元のケアの鍵として忘れないようにしましょう。
また、乾燥が気にならない肌にクリームを使用するとベタつくなどの問題点もあるので使い心地にも注意した上で製品選びを行っていくとよいでしょう。
20代の目元ケアでも紫外線対策をしっかり行う
それから紫外線対策。目元は日差しを浴びやすい部分、しかも若い頃は薄着やレジャーでの外出など紫外線に対して無防備になりがちです。
そのダメージの蓄積も30代前後から老化を急速に進行させる大きな要因となります。化粧品選びの際には必ずUVカット効果をしっかり備えたものを選びましょう。
日常の外出用とレジャー用など紫外線を浴びるシチュエーションに合わせて使い分けるのがオススメです。
こうした化粧品でのケアに加えて血行不良を避けるためのマッサージやエクササイズ、食生活の改善といった対策を加えていくことで若々しい肌を維持し、30代以降の老化に対する備えを行っていくことができるはずです。
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30代の目元ケアの方法と目元化粧品の上手な選び方
30代の目元ケアは本格的なエイジングケアと組み合わせる形で行っていきましょう。
まず老化が始まる時期なのでそれを防ぐためのケア。具体的には抗酸化とターンオーバーの活性化が軸になります。
30代の目元ケアは、年齢に応じた異なるケアを行う必要がある
老化は加齢や紫外線などの影響で増加する活性酸素の影響で皮膚細胞が酸化してしまうことで生じます。
紫外線対策をこれまで以上にしっかり行いつつ、ビタミンC誘導体やEGF、FGF、フラーレン、プラセンタエキス、アスタキサンチンといった抗酸化作用を美容液でうまく補っていくことが大事です。
この段階で老化をしっかり食い止めることができるかどうかで40代以降の肌環境に大きな差が出てきます。
それから30代前後期、あるいは前中後期と段階に分けて適切な目元ケアを行っていくことも大事です。30代は肌環境がもっとも急速に変化する時期でもあります。
簡単に言えば老化がどんどん進行していくため、それに合わせたケアが必要なのです。30代前半のうちは先にあげた老化対策がメインとなりますが、半ばになったプラス保湿対策へのアプローチも重視するようにしましょう。
保湿は世代を問わず目元ケアに欠かせない対策ですが、30代半ばになると老化の影響で角質層に含まれる保湿成分の減少が加速していきます。
この段階でしっかり補っておけば40代以降にシワやしみといったトラブルが続出するのを防ぐことができるのです。
30代の目元ケアでは目元に特化したアイテムを使い始めるのがポイント
また30代半ば〜後半は目元専用の化粧品を使い始めるよいタイミングでもあります。
老化や乾燥、その他トラブルの状況を見極めたうえで通常のスキンケアから目元ケアを切り離し、そのために必要な化粧品を別途に用意するようにしましょう。
30代の目元ケアでは先述した抗酸化作用を効果的に補うことができる目元美容液がオススメです。
それから紫外線対策。日焼け止めが基本ですが、UVカット効果に優れた日焼け止めほど肌への刺激が強くなるため、日焼け止めだけでなくUVカット効果を備えた美容液や乳液、クリーム、化粧下地などもうまく活用したいところです。
また紫外線に対するバリア機能を高めるためには保湿が欠かせません。この点からも早め早めの老化対策と保湿対策の両方を進めていきたいところです。
40代の目元ケアの方法と目元化粧品の上手な選び方
40代は目元ケアがもっとも重要になる世代といってもよいでしょう。
本格的に老化が目に見える形であらわれはじめる時期でもありますし、これからの50代、60代をできるだけ若々しくきれいな肌で過ごすための準備も必要です。
30代よりもより一歩進んだ目元ケアが必要になるともいえます。
40代の目元ケアでは保湿成分に加え、美白やターンオーバーに役立つ成分が入っている化粧品を選ぶ
そんな40代の目元ケアのポイントは保湿効果と肌への刺激への配慮です。どちらも乾燥の進行が深く関わっています。
30代前後くらいからはじまる角質層における保湿成分の減少は40代に入るとそのペースが急速に速まっていきます。
この時期に減少していく保湿成分をしっかり補っておかないとどんどん乾燥が加速していくだけでなく、バリア機能の低下によるトラブルや老化の進行も引き起こしてしまいます。
しかもバリアの機能が低下していると30代の頃には問題なく使用できていた化粧品が合わなくなり、刺激によって肌に負担をかけてしまう恐れが出てきます。
保湿効果をアップさせ、刺激はダウンさせる。この2つのバランスをいかに取れるかが40代の目元ケアのポイントなのです。
40代ではトラブルに合わせた目元専用アイテムが必要
化粧品選びではまず目元専用のアイテムを用意しましょう。目元専用美容液やクリームなど重点的なケアができるアイテムです。
そしてオールインワン化粧品とうまく組み合わせるのもオススメです。オールインワン化粧品でひと通りのケアを行った上で目元専用のアイテムで重点的なケアを行う。
そうすることで摩擦による刺激を最小限に抑えた上で必要な目元ケアを行っていくことが可能です。
目元専用の化粧品選びでは乾燥がひどい場合にはセラミドが配合されたアイクリーム、くすみやシワといったトラブルを抱えている場合には保湿効果と併せて美白効果やターンオーバーの活性化といった効果を備えた目元美容液がオススメです。
あとはマッサージで血行とリンパの流れを促すケアも取り入れましょう。
40代になると血行不良によるむくみやターンオーバーの乱れといったトラブルもでてくるようになります。スキンケアにプラスしてこうしたケアもうまく取り入れながらトータルな目元ケアを目指したいところです。
50代の目元ケアの方法と目元化粧品の上手な選び方
50代の目元ケアのポイントは続々とあらわれるトラブルをどう改善していくかにかかっています。
40代から本格的に進行していく肌の老化はその後半から50代にかけての間にさまざまなトラブルをもたらしてきます。シワ、シミ、くすみ、たるみ、クマ…一つだけでなく複数のトラブルを抱え込んでしまっているケースも少なくありません。
ですから50代の目元ケアでは根本の原因となる老化をカバーしつつ、悩みに合わせた幅広いケアが求められるのです。
50代では抗酸化作用に優れた成分が配合された目元ケアでは化粧品を選ぶ
まず抗酸化作用が充実しているかどうかを確認しておきましょう。老化の原因となる活性酸素の働きを抑制する働きを持つビタミンC誘導体、フラーレン、コエンザイムQ10、アスタキサンチン、FGFといった抗酸化成分をケアにうまく役立てることで老化対策を効果的に行っていくことができます。
またプラセンタエキスやEGFといった成分には皮膚細胞を活性化する働きがあるため、ターンオーバーの乱れが進んでいる方にとくにオススメです。
それから肌のハリを改善する対策。マッサージや表情筋トレーニングなどで血行不良や表情筋の衰えを防ぎつつ真皮層にあるコラーゲンを増やす対策を行っていきましょう。
この点は50代以降の目元ケアでとくに重要なポイントです。真皮層で繊維状のコラーゲンが網の目のように張り巡らされることで肌が支えられています。
50代の目元ケアでは化粧品だけでなく、マッサージやコラーゲン自体を増やす工夫も必要
老化や紫外線のダメージによって減少していくこのコラーゲンを増やすには体内での生成を促すことが大事です。
ビタミンC誘導体やビタミンE、FGF、レチノールといった成分にコラーゲンの生成を促す効果があるのでうまく役立てていきましょう。抗酸化成分とかぶる部分も多いので化粧品選びの際には賢く取捨選択を行うことも大事です。
もちろん保湿効果も忘れてはなりません。この点に関してはアイクリームなど油分が多いアイテムでセラミドを効果的に補っていくのがポイントです。
そしてもうひとつ、肌にできるだけ負担をかけない化粧品を選ぶこと。
トラブルが多くなるとあの成分も欲しい、この成分もいいと目移りしてしまうものですが、配合成分の種類が多い化粧品はその分刺激が強くなるため、乾燥肌・敏感肌が進行している方はあまり欲張らずにシンプルな内容の化粧品に徹するよう心がけましょう。
60代の目元ケアの方法と目元化粧品の上手な選び方
60代の目元ケアではたるみをどれだけ防ぐかが最大のポイントとなるでしょう。
60代の目元ケアでは浸透性の良さやコラーゲン生成効果のある化粧品を選ぶ
この年齢になるとシワを隠すことは難しいですから、まずたるみによるトラブルを重視してケアを行っていくことが現実的な選択肢となります。
たるみが進行するとまぶたが覆いかぶさったり、目の下のたるみが目立つことで顔全体の印象が変わってしまったり、視界が狭くなるといった問題が生じます。
そうなると美容トラブルだけでは済まない悩みを抱えてしまうことになるため、できるだけ肌を引き締めてたるみを改善することが大事なのです。
そんな60代の目元ケアではコラーゲンの補充を最優先して考えていきましょう。
コラーゲンには2つの役割があります。角質層において保湿成分として水分を溜め込む役割と、真皮層におして肌を支えてハリを維持する役割です。
たるみ対策にはいずれも不可欠な要素となるだけにコラーゲンをいかにうまく補うことができるかが鍵となるのです。
60代では敏感になっている肌にも使える低刺激の目元ケア化粧品を使う
まず保湿成分としてコラーゲンを補充する場合には浸透性を重視して化粧品を選んでいきましょう。
年齢を重ねれば重ねるほど乾燥やターンオーバーの乱れによって肌が固くなっていきます。その結果化粧品に含まれている有効成分がうまく浸透しなくなりせっかくの効果が得られなくなってしまいがちです。とくに目元の皮膚は薄く乾燥しやすいことからその傾向が目立ちます。
コラーゲンが配合されている化粧品を選ぶ際にはナノ化などコラーゲンの浸透を促すような処方が導入されているかを見ておきましょう。
真皮層のコラーゲンを増やしてハリを取り戻すためには直接コラーゲンを化粧品で補うよりも体内での生成を促した方がより効果的です。
コラーゲンは繊維芽細胞という細胞が作り出しているため、その細胞を刺激して活動を活性化させるビタミンC誘導体、レチノール、ビタミンE、FGFといった有効成分が配合されている化粧品を意識して選んでいくとよいでしょう。
もちろん、60代の目元は刺激に敏感な状態になっていますから、低刺激で肌に優しいかどうかも見た上で選んでいくことになります。
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