的確なケアで若見せ!シワの種類と目元美容液の選び方
目の下や目尻に細かいシワ・・ちりめんジワの原因と対策
ちりめんジワの原因は乾燥で表皮が凸凹しているためシワに見える
目元はシワができやすい部分ですが、そのシワにもいくつかの種類があります。その中でも早い段階からできやすく、また数が多く広範囲に及ぶことが多いのがちりめんジワです。
これは浅く細かいシワが走るもので、目じりから放射線状に走るほか、目の下にもよく見られます。そのおもな原因は乾燥で、表皮がカサカサに乾燥したことで縮んだ状態になり、その凹凸がシワの形であらわれるのです。
ですから対策ではなんといっても保湿による乾燥の改善が第一になるわけですが、その際には目元ならではの環境も踏まえたうえで賢く行っていくことが求められます。
目元は皮膚が薄く、もともと乾燥しやすいうえに刺激に敏感なので入念なケアが求められる一方、過剰なケアで肌にダメージをもたらさないよう気をつけなければならないのです。
乾燥対策といえば保湿成分ですが、どのように補っていくのか。刺激に敏感ですからできるだけ低刺激なスキンケア製品を選ぶ必要があるわけですが、加えて摩擦による刺激にも要注意です。
乾燥が加速している場合には化粧水・美容液・乳液・クリームをひとつひとつ使用していると塗付する際の摩擦が大きな負担になってしまいます。それを避けるにはオールインワン化粧品を使用するのもひとつの選択肢です。
ちりめんジワ対策では浸透性に優れたスキンケアで保湿成分を補うことが効果的
しかしオールインワンではちりめんジワができるほど乾燥してしまった肌の保湿には十分ではない面もあります。そこでオールインワンプラス目元専用の美容液やアイクリームを使う方法もあります。
基本的なケアはオールインワンで済ませ、目元専用のアイテムでちりめんジワの部分を集中的にケアしていくわけです。これなら摩擦の刺激を最小限に抑えながら必要なケアを行っていくことができます。
スキンケアでは浸透性と持続性も大事なポイントです。カサカサに乾燥して毛穴が固くなっていれば有効成分が浸透しにくくなりますし、表皮の油分が不足しているのでせっかく補った水分や有効成分が蒸発しやすくなっています。
なのでできるだけ浸透性を重視したスキンケア製品を使用する、コラーゲンやヒアルロン酸といったもともと分子量が大きな成分はナノ化でサイズを小さくしたうえで配合したものを使用するといった工夫が求められます。
また表皮に適度な油分を補ってフタをするのも忘れないようにしましょう。保湿成分のセラミドは脂溶性なのでクリームでうまく補っていくとちりめんジワの対策にとくに高い効果が期待できます。
あとは紫外線対策を行い、日ごろから肌の潤いを維持できる環境づくりを心がけましょう。
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笑った時にできるシワが元に戻らない・・表情ジワの原因と対策
表情ジワは筋肉の老化が原因なので鍛えるとシワの改善が期待できる
目元にくっきりと刻まれたシワやほうれい線はもともと笑顔など表情を浮かべたときにできるものです。目元の場合は深いしわが2〜3本、目じりから外側に向かって走るものがとくに目立ちます。
表情ジワとも呼ばれるこのシワはとくに一度できてしまうと改善が難しく、日ごろからの予防が重要です。
どうして表情ジワができてしまうのか?表情ジワとも共通する部分ですが、若い頃は表情を浮かべたときにだけできて、すぐに収まっていたシワがくっきりと刻まれるようになってしまうのか?
その根本の原因は老化現象ですが、老化が肌環境にどのような影響を及ぼしているかを知ることで適切な対策方法を検討していくことができます。
まず筋肉の衰え。顔には表情筋と呼ばれる筋肉が30以上も存在します。これらの筋肉が複雑に動くことで他の動物にはない多彩な表情を浮かべることができるわけですが、この肌を支え、動かしている筋肉が老化によって衰えていくと肌を支える力が低下しシワが元に戻らなくなってしまうのです。
とくに目元はよくシワができる部分でクセがつきやすいうえに筋肉への負担が大きいことから、表情筋の衰えの影響を受けやすいといいます。
ただ筋肉は鍛えることで衰えをカバーすることができます。腹筋や腕の筋肉と同じように日ごろから鍛えれば肌を支えるだけの筋力を取り戻すことができるのです。そこで表情筋トレーニングと呼ばれる方法が表情ジワの改善にはよいといわれています。
表情ジワ対策では真皮層のコラーゲンを増やす効果のある成分が配合された美容液がおすすめ
目元の場合は目を大きく見開いた状態を5秒間ほど維持し、続いて思い切り閉じた状態を同じく5秒間ほど維持する、というエクササイズが効果的です。
その場合には頬や額の筋肉を使うのではなく、目元の筋肉だけを使って肌を動かすよう心がけましょう。ほうれい線の場合は大きく「あいうえお」を発音するときの口の形を作る「あいうえお体操」がオススメです。
それから肌のハリの低下。老化がもっともわかりやすくあらわれる部分です。ハリが低下すれば重力に負けるような形でたるみが生じますし、弾力が低下すればシワが元に戻りにくくなります。この対策には真皮層のコラーゲンとエラスチンをいかに増やすことができるかがポイントです。
スキンケア製品で直接肌に補っても真皮層にまでは浸透しないため、体内でこれらの成分の生成を増やす対策が求められます。ビタミンC誘導体やレチノール、ナイアシンといったコラーゲンとエラスチンを作る繊維芽細胞という細胞を刺激・活性化する働きを持つ成分をスキンケアで補っていきましょう。
もうひとつ、老化対策として欠かせないのがやはり紫外線対策。あらゆるシワの原因となるわけですが、とくにバリア機能が低下していると先述した真皮層のコラーゲンが紫外線によって損傷を受けてしまうようになるので日ごろから紫外線対策をしっかり行うことが大事です。
日焼け止めだけでなく日傘や帽子など日差しを直接遮るアイテムもうまく活用しましょう。
目元にくっきり深く刻まれたシワ・・表皮ジワの原因と対策
表情ジワの原因はコラーゲンやエラスチンの減少
40代の前半〜後半に入ると目元にくっきりと深いしわが刻まれてしまうことがあります。表皮にはっきり見えるこのシワは表情ジワとも共通する部分が多く、表情を浮かべたときにできる目元のしわがそのまま残る形で見られるのがほとんどです。
この目元のシワができてしまうと一気に老けて見られてしまうだけにエイジングケアの重要なポイントとなるわけですが、老化現象として現れるだけに改善よりも予防が大事になります。
原因もかなり表情ジワと共通しており、最大の原因は真皮層におけるコラーゲンとエラスチンの減少にあります。真皮層の7割を占めるといわれているコラーゲンはエラスチンと一緒に網の目のように張り巡らされることで肌を支えています。
それが老化などの影響で減少することで肌を支える力とともにハリも低下してくっきりと深く刻まれたしわができてしまうのです。そのため目元のたるみと一緒に起こりやすい特徴も備えています。
また老化は紫外線やスキンケアによる肌への刺激によっても進行していきます。刺激の影響で活性酸素が増加し、細胞の老化が加速していくからです。
ですから目元の皮膚は薄く摩擦による刺激に弱いので、スキンケア製品を使うときにはできるだけ擦らないでケアできるアイテムを選びましょう。基本的なケアはオールインワンで行いプラス目元美容液で集中的なケアをするというのがもっとも負担をかけずに行える方法といわれています。
表皮のシワの対策では食生活や血行改善など生活習慣を見直す
また、生活習慣の改善も欠かせません。睡眠環境が乱れていると睡眠中のターンオーバーが停滞してしまうため肌のハリが低下してしまいます。
また食生活でたんぱく質、アミノ酸やビタミンが不足していると肌が作られるメカニズムそのものが停滞してしまうことでやはり肌のハリ不足を引き起こします。年齢を重ねるとこうした生活習慣の影響が肌に現れやすくなるだけに気をつけましょう。
目を酷使する環境や姿勢も目元のシワの原因になります。長時間のデスクワークやスマホは目を酷使し、目の周りの血行を悪化させたり眼輪筋を疲労で硬直させてしまうといった問題を引き起こすからです。
血行不良はターンオーバーを乱す原因ですし、眼輪筋の疲労は肌を支える力を低下させてしまい表情ジワの原因にもなります。
さらに長時間モニター画面を見続けたことでドライアイや視力の低下が見られるとどうしても目を細めたり、しかめたりする機会が多くなります。それがクセになって目元のシワになることも多いのです。あとは猫背やうつむき加減といった姿勢にも注意しましょう。
このように目元にくっきり刻まれたシワは表情ジワとも共通する部分が多い一方、目元ならではの環境が引き起こす面も多々あります。この両方を踏まえたうえで生活習慣全般で適切なケアを行っていくことが求められるのです。
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