まぶたのたるみにはコラーゲンの生成を助ける成分を含んだ目元美容液を
まぶたのたるみの原因と対策
まぶたのたるみは老化を引き金にしたさまざまな原因が重なり合って進んでいきます。
コラーゲンの減少がまぶたのたるみを引き起こす原因に
ひとつだけの原因で進んでいくことは珍しく、複数の要因がかかわっているので対策の際にはひとつひとつの要因をチェックし、それぞれにケアしていけるような方法が求められます。
まずひとつの目の原因は肌のハリの低下です。年齢を重ねるとまぶただけでなく肌全体にハリが失われていきます。
肌を支える力が低下してしまっているため、まぶたの重みを支えきれずに重力に引っ張られる形でたるんでしまうのです。
これは真皮層の衰えが直接の原因で、真皮層の7割を占めているコラーゲンの量が減少していくことで肌を支える力が低下してしまっているのです。
30代に入る頃から角質層からコラーゲンが減少していくことが乾燥の原因になることが知られていますが、このコラーゲンの減少は体全体で進んでおり、真皮層でも影響を及ぼしています。
厄介なのは角質層のコラーゲンの減少は直接この成分をスキンケア製品で補えばある程度カバーできるのですが、真皮層の場合は肌に直接塗布してもそこまでたどり着けないことです。
ではどうすればいいのか?老化の影響で減少している体内での生成量を増やすのです。
コラーゲンは繊維芽細胞という細胞によって作られているため、この細胞を活性化させるレチノール、ナイアシン、ビタミンC誘導体といった成分をうまく補っていくと効果が得られると考えられています。
むくみや眼輪筋の衰えもたるみの原因とされている
ふたつ目の原因はむくみです。年齢を重ねると体のめぐりが悪くなり、水分や老廃物の排出がスムーズに行われなくなっていきます。
冷え性や下半身のむくみなどはそれが主な原因で起こる悩みですが、まぶたにも余分な水分や老廃物が蓄積しやすくなることでたるみが起こりやすくなります。
お酒を飲んだ翌日に目が腫れてしまった経験がある方も多いはずですが、あの状態が慢性化してしまうのです。
これには体のめぐりを改善して老廃物の排出を促すケアが欠かせません。
リンパマッサージや適度な運動による血行の改善、さらに鉄分の摂取やホルモンバランスを整える、体を温めるといった生活環境全般でうまく対策を取り入れていきましょう。
逆に食生活や運動不足、ストレスなど生活習慣が原因でむくみができやすい状態を作ってしまっていることも多いので注意が必要です。
目の周りにある眼輪筋という筋肉の衰えもまぶたのたるみの大きな原因です。
とくに現代社会では老化だけでなく長時間のパソコンやスマホによる目の酷使がこの筋肉に負荷をかけて悪影響を及ぼしてしまっていることが多いので要注意です。
目を休ませ、眼輪筋をリラックスさせること、マッサージやエクササイズで鍛えることなどが有効な対策として挙げられます。
こうしてみてもまぶたのたるみ対策はスキンケアだけに留まらず日常生活全般でうまく行っていくことが求められます。日々の生活の中でいろいろと意識しながら対策を取り入れていくようにしましょう。
まぶたのたるみケアに効果的な美容成分
まぶたのたるみをスキンケアだけで改善していくのは難しく、食生活やストレスの解消、エクササイズやマッサージなどさまざまなケアを取り入れつつうまく組み合わせていく工夫が求められます。
老化や紫外線のダメージでコラーゲンが減少するとたるみを引き起こす
とはいえ、スキンケアはそうした総合的なたるみケアの中心になるも事実。
スキンケアの段階で老化やハリの低下をうまくケアしていくことで全体のケア効果をアップさせることができるだけに化粧品選びは慎重に行っていくことが大事です。
ではまぶたのたるみケアにはどんな目元美容成分がよいのでしょうか?基本的には一般的な肌のたるみケアと共通しており、まず肌のハリの改善に役立つ成分が筆頭に上げられるでしょう。
肌のハリは真皮層で網の目状に張り巡らされているコラーゲン繊維が重要な役割を担っています。
真皮層の含有成分の7割を占めているこのコラーゲンが肌全体を支えることでハリや弾力、ボリュームが保たれているのです。
しかし老化の影響や紫外線のダメージでこのコラーゲンが減少してしまうと支える力が緩んでハリの低下を引き起こしてしまうのです。
この真皮層のコラーゲンを補うためにはコラーゲンを直接補うよりも体内での生成を促したほうがよいと考えられています。
直接補っても浸透するのは角質層まででその奥の真皮層にまでは届かないからです。
セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸と言った保湿成分もしっかり補う
コラーゲンの生成を担っている繊維芽細胞を活性させる働きを持つビタミンC誘導体、レチノール、ナイアシン、プラセンタ、フラーレン、FGFといった成分を補うとコラーゲン不足によるハリの低下の改善に効果が期待できるでしょう。
ただし、ビタミンC誘導体やレチノールは効果に優れている一方、肌への刺激が少し強い部分もあるのでまぶたに塗布する際には無理なく使えるかどうかを踏まえたうえで判断しましょう。
それから保湿成分。先ほど紫外線の影響で真皮層のコラーゲンが減少すると書きましたが、肌が乾燥してバリア機能が低下すると紫外線のダメージが角質層を通り抜けて真皮層にまで達しやすくなってしまいます。
また角質層の水分が減少すると肌のボリュームが失われてハリが低下してしまいます。
セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸といった保湿成分をしっかり補っていくようにしましょう。
なお、まぶたの皮膚は有効成分が浸透しにくい面もあるため、分子量が大きいコラーゲンやヒアルロン酸には分子量を小さくする特殊な技術や浸透性を高めるカプセルなどの処方・技術が施されている製品のほうが適しています。
こうした美容成分でまぶたのケアを行っていけばたるみの根本の原因にアプローチすることができます。
ぜひスキンケアの段階でうまくケアしつつ、他の日常生活での対策の効果を高めていくようにしましょう。
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